MLBは16日(日本時間17日)、ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平選手がハンク・アーロン賞を受賞したことを発表しました。
この受賞は日本人選手としても初の受賞となっています。
各リーグから選出されるハンク・アーロン賞でア・リーグからは大谷翔平選手が選ばれ、ナ・リーグからはロナルド・アクーニャJr.選手(ブレーブス)が選ばれています。
ハンク・アーロン賞 初受賞
その年の最も優れた打者が獲得することができる賞を大谷選手が初受賞しました。
大谷選手は今年を含みこのハンク・アーロン賞に3年連続で選出されています。しかしこれまで受賞することができていませんでした。
今回の選出で初めて受賞することができました。
イチロー選手も2004年、2007年と最終候補まで残りましたが、受賞をすることはできませんでした。
今年の大谷選手の成績は打率3割4厘、本塁打44本、95打点でした。
今回の本塁打数で、日本人選手として初めての本塁打王になっています。
またOPS(出塁率+長打率)は1.066、長打率は6割5分4厘で両リーグでトップの成績となっていました。
ハンク・アーロン賞とは
通算本塁打755本を放ち長年歴代1位の記録を作っていたハンク・アーロンがベーブ・ルースの通算本塁打記録を塗り替えてから25周年を記念し、1999年に創設されました。
ア・リーグ、ナ・リーグの両リーグからその年に最も活躍した打者が1名ずつ選ばれます。
過去にはナ・リーグでバリー・ボンズ選手やジャンカルロ・スタントン選手が、ア・リーグではアレックス・ロドリゲス選手やマイク・トラウト選手もこの賞を受賞しています。
投票は、メジャーリーグで殿堂入りしている元選手やファン投票などで決められています。
タイトルの獲得ラッシュ
大谷選手は今年多くのタイトルを受賞しました。
大谷選手がどのようなタイトルを獲得したのかをいくつか紹介しようと思います。
まずは今回紹介しているハンク・アーロン賞です。
このタイトルは日本人選手として初の受賞となりました。
3月に日本代表として世界一に輝いたWBCで、大谷選手はMVPを獲得しました。
今季は本塁打44本で本塁打王になっています。
また満票でア・リーグMVPを獲得し、2回目のMVP獲得となりました。
オールMLBチームでは、ファーストチームとセカンドチームがあり、指名打者と先発投手の2部門でファーストチームに選ばれました。
打撃のベストナインとも言われているシルバースラッガー賞も受賞するなど、その他にもメジャーリーグでタイトルを獲得しています。
日本人メジャーリーガーのタイトル受賞歴
日本人のメジャーリーガーはこれまでも多くの活躍をしてきました。
日本人選手が獲得してきたタイトルについても紹介していきたいと思います。
イチロー選手
イチロー選手も日本を代表する選手で、首位打者や盗塁王も獲得しています。
またゴールデングラブ賞も2001年から2010年まで連続で獲得しています。
松井秀喜選手
松井秀喜選手は2009年に当時所属していたヤンキースでワールドシリーズMVPに輝いています。
ダルビッシュ有投手
ダルビッシュ投手は2013年にレンジャーズで最多奪三振賞を獲得しています。
2020年はカブスで最多勝を獲得しました。
ここで紹介している選手以外にも、上原浩治選手や野茂英雄選手など多くの選手がタイトルを獲得しています。
まとめ
今回は大谷選手が獲得したハンク・アーロン賞について紹介していきました。
今回の受賞は日本人選手として初めてということで本当に凄い選手だなと感じます。
メジャーリーグで多数のタイトルを獲得している大谷選手のこれからの活躍に注目していきたいですね。
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