14日鹿児島の桜島で爆発的な噴火が発生しました。
噴火警戒レベルは3のままで桜島島内では多量の降灰が予想されており、気象台が注意を呼びかけています。
今回の桜島の噴火について紹介していこうと思います。
桜島の爆発的な噴火
14日18時30分ごろ桜島の南岳山頂火口で噴火が発生しました。
噴煙は火口から5000メートルの高さまで上がり爆発的な噴火となりました。
また、噴石が5合目の1.3キロまで飛んでいたということが分かっています。
桜島で5000メートル以上の噴煙は今回と同じ南岳山頂で起きた2020年8月の爆発以来4年ぶりとなっています。
爆発は今年4回目だということです。
火山灰は北東方向に流され桜島島内では多量の降灰が予想されているということです。
また、垂水市・霧島市・曽於市など、それに宮崎県や熊本県の一部でも少量の降灰が予想されるということです。
今回の噴火で気象台は「ただちに噴火警戒レベルを上げる状況ではない」としています。
噴火警戒レベル3の入山規制を継続し火口から概ね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。
桜島ではこれまでもたびたび爆発的な噴火が起きています。
1月9日には今年初めての爆発があったとされています。
噴煙の高さは1200メートルで、大きな噴石は確認されていませんでした。
桜島での噴火は一昨年は200回余りで今年は6回と減少傾向だということです。
桜島について紹介
桜島とはどのようなものなのか、鹿児島市と桜島を結ぶ桜島フェリーについて紹介していきます!
桜島とは
鹿児島のシンボルとされている桜島は鹿児島湾にあります。
桜島は高さ1117メートル、面積約80㎢、周囲約52㎞の北岳と南岳の2つの主峰から成る複合火山です。
日本で最も活発な活火山の1つとされています。
活発な活動を続ける南岳火口は鹿児島市の市街地からわずか約10㎞の距離にあります。
桜島は北岳と南岳という2つの火山が合体してできています。
北岳は26000年前の桜島誕生から約5000年前まで活動していました。
その後火山の位置が南にずれて約4500年前から南岳の活動が始まり現在まで続いています。
桜島フェリー
桜島フェリーは鹿児島市と桜島を15分で結ぶことができます。
日中は15分~20分おきに船が出航します。
桜島フェリーには「サクラフェアリー」「サクラエンジェル」「プリンセスマリン」「ドルフィンライナー」があります。
まとめ
今回は桜島の噴火についてや「観光地桜島」について紹介しました。
桜島フェリーで約15分で行くことができるのでとても行きやすい印象を持ちました。
観光地でもある桜島の噴火はとても怖いなという思いになった方も多いのではないかと思います。
しかしとても人気の観光地となっているので桜島をこれからも楽しんでほしいなと思います!
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