12月31日に行われた「RIZIN.45」で朝倉海選手がTKO勝利しました。
対戦相手はフアン・アーチュレッタ選手でした。
アーチュレッタ選手は前日に計量オーバーをしていました。
しかし朝倉海選手の同意がありこの試合は実現しました。
この試合が成立するまでを紹介していこうと思います!
朝倉海VSアーチュレッタ
今回の試合はRIZINバンダム級タイトルマッチでした。
この2選手の対戦は朝倉選手の怪我で1度実現することができていませんでした。
そして今回はアーチュレッタ選手の2.8kgオーバーの計量ミスが起こってしまいました。
このミスでアーチュレッタ選手は王座を剥奪されました。
68kg以内であれば試合を実施するということを条件として試合が決まりました。
1ラウンド目はアーチュレッタ選手の強い攻撃の連打が朝倉選手を襲いました。
アーチュレッタ選手がテイクダウンを狙いながらの攻撃をしていました。
ラウンド終了のゴングがなるもアーチュレッタ選手は攻撃をやめませんでした。
この行為に朝倉選手も怒りを表していました。
お互いに打ち合いを見せていましたがこのラウンドは終了しました。
そしてむかえた2ラウンド目に勝負が決まりました。
朝倉選手の右膝が入ります。
カウンター気味にアーチュレッタ選手のボディーに入り倒れました。
そこを逃さずパウンド攻撃し試合を終わらせました。
朝倉選手はこの試合に勝ちRIZINバンダム級のチャンピオンになりました。
試合後には「兄貴にもチャンピオンベルトを巻いてほしい」と朝倉未来選手にエールを送りました。
朝倉海選手の紹介
朝倉海選手は愛知県の豊橋市出身です。
兄は路上の伝説として知られる朝倉未来選手です。
朝倉海選手は2017年にRIZINデビューをしています。
対戦相手は才賀紀左衛門選手でTKO勝利で強烈なデビューを果たしています。
2019年にはバンダム級王者の堀口恭司選手に1ラウンドで勝利するという印象的な試合がありました。
扇久保博正選手との試合では判定負けをJAPAN GP2021バンタム級トーナメントの優勝を逃しています。
扇久保選手との試合をした後、怪我の治療で長い間試合が行われていませんでした。
しかし扇久保選手との試合後、約1年5ヶ月振りの元谷友貴選手との試合では膝蹴りで勝利しています。
アーチュレッタ選手の紹介
アーチュレッタ選手はアメリカ出身の選手です。
アーチュレッタ選手は2013年にMMAプロデビューをしています。
このデビュー戦は判定で勝利をしています。
その後はライト級・バンダム級・ジュニアウェルター級などのタイトルを獲得していきKOTCの四階級制覇を達成しています。
RIZINのデビューは2022年でキム・スーチョルに勝利しています。
RIZIN2戦目では井上直樹選手と試合を行っていて判定で勝利をしています。
また、朝倉海選手に勝利している扇久保選手にも判定で勝利しています。
その他の注目された試合
「RIZIN45」では他にも注目された試合がありました。
いくつか紹介したいと思います。
平本蓮選手とYA-MAN選手の試合は平本選手が判定で勝利しました。
堀口恭司選手と神龍誠選手の試合は堀口選手が2ラウンドで勝利しました。
皇治選手と三浦孝太選手の試合は皇治選手が2ラウンドで、宣言通りのサッカーボールキックで勝利しました。
他にもRIZIN45では注目の試合が行われていました。
まとめ
今回は朝倉海VSフアン・アーチュレッタについて紹介しました。
前回は朝倉選手の怪我、今回はアーチュレッタ選手の計量オーバーと色々な問題がありました。
今回の試合で勝利した朝倉選手は兄の朝倉未来選手にも勝って欲しいと試合後に言っていました。
強いだけでなく兄弟愛が強い選手だなと思いました。
これからの朝倉兄弟に注目したいですね!
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